県民共済や、〇〇共済だけで大丈夫!本当に大丈夫なの?
こんにちは。
みちこ先生です。
「共済しか入っていないけどこれで大丈夫?」
という声をよくお客様から聞かれました。
皆さんはどう思いますか?
共済の特性
それを理解して加入しているのであれば問題ありませんが、
特性をあまり理解していないのに加入していたらそれは問題ですね。
共済とは?
今回の記事では、共済について少し考えて行きたいと思います。
はじめに、共済ってどの様なイメージがありますか?
おそらく
・安い
・保障が厚い
この様なイメージをお持ちではないでしょうか?
保障内容に比べ、安く加入できますよね。
突然ですが、ここで質問です。
共済の保障は一生涯続くのでしょうか?
そして、
その保障は、ずっと同じ内容で続いていくのでしょうか?
共済の多くの場合、60歳を境にして
入院日額、死亡時の保障内容が段階的に下がっていきます。
また、いつまで保障が続くのか?
多くの場合、85歳くらいで保障が切れる事が多いようです。
参考までに、下記に某共済の保障内容を抜粋して記載致します。
月々の掛け金は、どの年齢でも同じ2,000円です。
保障内容:
60歳まで
入院
病気:4,500円/日額(事故:5,000円)
死亡
病気:400万円
65歳まで
入院
病気:4,500円/日額(事故:5,000円)
死亡
病気:230万円
70歳まで
入院
病気:2,500円/日額(事故:2,500円)
死亡
病気:100万円
80歳まで
入院
病気:2,500円/日額(事故:2,500円)
死亡
病気:50万円
85歳まで
入院
病気: 0円/日額(事故:1,000円)
死亡
病気:30万円
ここで、考えて頂きたいのが、
「いつ入院するのか?」
「いつ亡くなるのか?」
と言われても、わからないということです・・・
多くの場合が65歳以降になるのでしょうけど、
その時には、保障内容がだいぶ少なくなってしまっていて
入院費や、死亡時の保障としては、満足できる物では無くなっています。
共済は不要?
それだと、共済は不要って事?
そう考える人もいるかもしれませんが、そうではありません。
共済は、掛け金も安く保障内容も良いです。
これをうまく活用すれば良いのです!
共済は、先程見て頂いた65歳くらいまではそれなりに良い保障があります。
例えば、入院日額が1万円必要だと考えている方がいたとします。
しかし、
生命保険会社の医療保険で5,000円のみしか備えられず、金銭的に生命保険会社でプラス上乗せするのが厳しい場合、共済で不足部分を補うのが一番良い使い方だと思います。
特に共済での上乗せは、働き盛りの世帯に有効な手段だと考えます。
もちろん、生命保険会社でしかり備えられるのが一番いいとは思いますが、生命保険会社で備えられなかった場合には、共済も上手く活用して万が一の時に備えましょう!