がんの治療期間は人によってさまざま。長い人はどれくらい?
こんにちは。
みちこ先生です。
今日はがんの治療期間についてお話したいと思います。
以前はがんというと「不治の病」と言われていて、病院のベッドでひたすら死を迎えるのを待つ、という時代もありました。
でも今は治療方法もたくさんあり、早期発見すれば「がんは治る」病気になりつつあります。
現在主流の治療方法は「手術」「放射線」「抗がん剤」の三大治療と言われています。
では、がんになられた皆さんは治療にどれくらいの期間を要したのでしょうか?
半年未満という方が全体の55.5%。
「意外と短いなー」と思いますよね。
医療の進歩のおかげでしょう。
三大治療の中でも「手術」だけで終わるようながんは比較的治療期間が短いようです。
でも、反対に1年以上要している方の割合は約27%。
4人に1人は1年以上の治療を強いられています。
5年以上という人も7.8%。気が遠くなるほど長い期間の治療ですよね。。。
三大治療の中でも「抗がん剤」が始まると治療期間が長くなる傾向にあるようです。
特に女性の乳がんの場合、「手術」だけで終わるケースは少なく、その後「抗がん剤」や「ホルモン療法」を行うケースが非常に多いです。
「手術」だけの場合は術前の検査も含めて1週間~1ヶ月。
「放射線」治療の場合は毎日少しずつ照射をするので1~2ヶ月。
「抗がん剤」の場合はもっと長く、半年~1年以上。
「ホルモン療法」はもっともっと長期になります。
乳がんはゆっくり進行するがんなので、治療期間も長くなりがちです。
私のママ友も「ホルモン療法」を5年継続していました。
途中、精神面での浮き沈みも激しかったように見えましたし、打ち明けてはくれませんでしたが、きっとお金の面でも厳しかったんだと思います。
1年以上の入院または通院をしながらの闘病生活になったとき、あなたは今の仕事を続けられるでしょうか?
私のような子どもを持ったお母さんは、今のような家事、育児を続けていけるでしょうか?
家族や会社の支えも大事な要素ですが、自分で備えられることがないか、もう一度チェックしておきましょう!