【がん保険のお話】乳がん検診を受ける3ヶ月前にやるべきこと
こんにちは。
みちこ先生です。
ここ最近、がんの話題、特に乳がんについての話題がメディアを賑わせていますね。 私も心配な年頃なので、ニュースをやっているとついつい手を止めて見てしまいます。
これだけ話題になっていることもあり、乳がん検診の受診者が急増しているそうですので、
「私も受けてみようかな?」
と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、いきなり検診の予約を入れるのはちょっと待って!
その3ヶ月前にやるべきことがあるんです。
がん検診で乳がんが見つかったら保険には入れない
人間は自分の不幸を想像しづらい生き物なのでしょうか。
乳がん検診を受けるとき、
「まさか自分は乳がんじゃないだろう」
という気持ちで受けるのではないでしょうか?
でも検診を受けるからには、当然がんと診断される人が必ずいるんですよね。
「私は今、こんなに元気だから絶対大丈夫!」
「去年の検診では何もなかったから、今年も絶対大丈夫!」
・・・そんなことはありません(汗
もしも、もしも自分が乳がんと診断されたら。
体の心配、治療の心配、家族の心配、いろいろなことが頭をよぎりますが、「お金の心配」も大きな悩みになっていきます。
そんな時に大きな助けになるのが「がん保険」です。
でも、乳がんと診断されてから「がん保険」を考えても、もう遅いのです!知ってましたか?
がん保険に限らず、保険に入るには「健康告知」が必要です。
加入時の健康状態についていくつかの質問に答え、問題がなければ加入できるわけですが、ほぼ全ての保険会社で、がん保険加入時に設けられている質問がコレです。
「今までにがんになったことがありますか?」
つまり、がんと診断された後では、ほぼ全てのがん保険に加入する道は閉ざされてしまうのです。
がん保険には90日の“待機期間”が存在する
なるほど。
じゃあ、掛け金がもったいないから乳がん検診にいく直前にがん保険に入ればいいんですね!・・・というと、これは大きな落とし穴。
ほぼ全てのがん保険には「90日の待機期間」というのがあります。
がん保険だけは加入してすぐに保障が始まらず、90日(=3ヶ月)経ってから診断されたがんを保障します。
がんという病気は、すでにがんに罹患していても自覚症状がない場合が多く、健康状態の告知段階ではがんになっていることを知らないケースがあるために、このような措置が設けられています。
また、がんに罹患したかもしれないと不安に思った人が入りたがる傾向にあるため、「様子見の期間」を設けることで、加入者間の公平を期す目的もあります。
検診の予約を入れる前に、まずは保険相談を
乳がんは早期発見がなにより大事。
でも、がん検診の予約を入れる前に、まずはがん保険の加入を検討してみてください。
それも必ず3ヶ月前ですよ!