がん患者になった女性の6割が職場変更。その時の備えは?
こんにちは。
みちこ先生です。
今日はがんに罹患した方の、治療以外の心配事についてお話したいと思います。
がんと診断されたら、自分の体の心配はもちろんですが、それと同じくらい大きな心配事が
「このまま働いていけるのか?」
という就労の問題です。
がんの治療にはどうしても入院や手術、長きにわたる通院がつきものなので、職場に隠し続けるのは難しいでしょう。
職場に自分ががんであることを告げると、会社はどのような判断をするのでしょうか。
自ら、または会社から、いずれかの理由で勤務先を変えざるを得なくなったと言う人は、がん患者の53%。
(出典元:厚生労働省HP)
依願退職や転職が多いですが、「解雇」というのも11%もありますね。
怖い話です。
この中でも特に女性は約60%の人が、がんになって職場の変更をせざるを得ない状況になっています。
(出典元:厚生労働省HP)
がんになった時の心のダメージ、
治療が長引いた時の体のダメージ、
そして、今の収入を確保できなくなるお金のダメージ。
やはりがんに対する備えは万全にしておいた方が良さそうですね。
体のダメージを支えるのがお医者さんなら、心のダメージを支えるのが家族でしょう。
そして、お金のダメージに備えるのが「生命保険」となると思います。
(もちろん有り余る預貯金を持っていればいいのですが)
一般的な医療保険やがん保険は、入院や手術に対して給付金がおりますので、治療費の心配に対応してくれます。
しかしその後の収入減に備えるというと、「がん収入保障保険」などのように、がんと診断された後5年間や10年間などと長期に給付金がおりる保険を選ぶ必要があるでしょう。
どんなケースでいくらの給付金がおりるのか、必ずプロに相談してから加入しましょう。
がんになったら家族がずーっとお金をくれるわけではありません。
がんになったら会社の同僚がお金を貸してくれるわけでもありません。
頼れるのは結局「自分」ですから、備えは充分にしておきましょう!
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